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ご飯系カクテル ご飯系カクテル・・・日本語としておかしいだろう。 しかし、これらのカクテルは食事代わりにもなる。 誰が何と言おうとご飯系カクテルなのだ。 まずは、朝食に最適な組み合わせから始めよう。 シシャモ+みそ汁の具 ニッポンの朝食をイメージした組み合わせ。 フィリーズドライのみそ汁の具は、ミキサーで砕いてお湯を加えた。 シシャモは焼いて身をほぐし、すり鉢で潰す。 シシャモ、みそ汁の具の順に2層になるようにグラスに注いだ。 見た目はあまり美しくないが、文句なしの味。 みそ汁の具が以外と甘い。ニンジンやカボチャの甘みが乾燥によって強調されているようだ。 シシャモと混ざりあうことで、程よい塩気に野菜の甘みという和食らしい味わいが生まれる。 ごはんにかけても良さそうだ。いや、それではカクテルではなくなってしまう。 命名 『モーニング・トラディッション』
かぼちゃ天+そば+錦糸卵
上記のシシャモが朝食なら、こちらは昼食と言ったところか。 かぼちゃはすり鉢で潰すが、衣部分を細かくするのが難しい。 そばは地道にすり続けることでかなり細かくなったが、よく考えたらカップ1個全部を粉にする必要はなかった。どうするんだ。 黄色と茶色が交互になるように、一番下にかぼちゃ、続いてそばを入れ、最後にミキサーにかけた錦糸卵をトッピングした。 命名 『あなたのソバに・・・』 ああ、だんだん苦しくなってきた。というか最初から苦しいけど。 かぼちゃ天に水っぽさが出しまった。 衣をじゅうぶんに砕かなかったせいだろうか? そばはそのままの味で、卵の甘みとよく合う。 3者すべてを混ぜれば、かぼちゃの水っぽさはあまり気にならない。 離乳食として活用・・・は油分が多いので無理だろう。
カロリーメート+焼きそば
続いては夜食に好まれそうな2品を豆乳割りにした。
カロリーメートは袋の上から揉むだけで簡単に粉になった。こういうのは楽でいい。 普段粉になって欲しくないときでもカバンの中でそうなっていることがあるのは困るが。 焼きそばはすり鉢で粉末にしたものに豆乳をそそぎ、電子レンジで加熱した。 そこに添付のソースを入れ、さらにカロリーメートパウダーを投入。 仕上げに焼きそばについてきたふりかけトッピング。 焼きそばの味が弱い。ソースが足りなかったようだ。 コーンスープにカロリーメートを入れたような味と表現すれば良いだろうか。 「あまじょっぱい」のが好きならばさほど違和感のある味ではない。 命名 『ヤングディズ・ナイト』 夜食向け食材の組み合わせということで、ラジオの深夜放送など聞きながら飲んでみたい。
納豆スナック+昆布+イカ 最後は、おつまみトリオをカクテル化した。 昆布とイカは固いので完全な粉末にはならないが、ミキサーで砕いてお湯を入れる。 さらに柔らかくするためにレンジに少しかけた。 お湯で溶いた納豆スナックの微妙な粘り気が納豆であることを主張しているが、納豆の味と香りは期待していたより薄い。 納豆スナック、昆布、イカの順に重ねていく。お湯を入れたらスナックの量が大幅に減ってしまった。 仕上げに、納豆スナックのかけらをトッピング。 イカの酸味と昆布の塩味がぶつかってしまっている。 それを納豆スナックが中和して何とかバランスを保っているという感じだ。 最初は納豆らしさが薄く不満を感じた納豆スナックであるが、それが功をなしている。 短所だと思っていたことが強みに変わることもあるのだ。 同じ海のもの同士でありながら喧嘩をしているイカと昆布を、かつて短所と言われた味の薄さで仲裁した納豆スナック。 なにか大切なことを教わったような気がした。 命名は『納豆の夢』。 きっと納豆スナックは、イカと昆布がいつか仲良くなって、パッケージに描かれている水戸黄門・助さん・格さんのように3者が仲良く過ごせる日が来ることを望んでいるはずである。 その夢を表現したのがこのカクテルだ。 ああ苦しい。 何でもカクテルになる! どんなものでもカクテルになる。 それらしいグラスに注いで名前を付ければ、それはもうカクテルだ。 そう思いこめる自由な心を持っていたいと思う。 アルコールの飲める人ならば、実際にお酒で割るのが良いだろう。 お酒を入れるならば、カロリーメート焼きそばや甘栗とドライフルーツなどの豆乳系が無難かもしれない。 シシャモのカクテルに日本酒も合うだろうか。その辺りは飲める人にお任せしたい。 これらのカクテルは、変と言えば明らかに変であるが、意外性を楽しみ、コミュニケーションのきっかけとして活用するならば利用価値は充分にあるだろう。そう思いたい。 君の瞳に・・・乾杯!